免責事項:地域によってはこちらの機能が一部使用できない場合があります。お住まいの地域で何が利用可能かを確認するには、お近くのStraumannまたはクリアコレクト担当者にお問い合わせください。
クリアパイロットバージョン10,0
ドクターエディット3Dコントロールの説明と機能
ドクターエディット3Dコントロールツールは、クリアコレクト治療設定を正確にカスタマイズおよび評価するために設計された、さまざまなインタラクティブ ツールと機能です。これにより、歯の動きを視覚的に管理し、治療機能を追加し、患者の治療目標に合わせて治療構成を調整することができます。
この記事では、利用可能な3Dコントロールに関する情報を提供します。これには次のものが含まれます。
目的 | ツール |
---|---|
3Dコントロール:歯の移動 |
|
クリアコントロール™ 臨床機能3D編集 |
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ドクターエディット3Dコントロールツールバーへのアクセスと方向
- ドクターエディットを開く
-
クリアパイロットプラットフォーム内で、以下をクリックします。
- 左メニュー にある鉛筆アイコン
- 画面下部のタイムラインの横にあるドクターステップ
ドクターエディットモードがオンになり、機能ツールバーがポップアップ表示されます。
- 3Dコントロールへのアクセス
-
- 歯の移動と臨床機能編集ツール: 編集するには、個別/複数歯の移動の場合は 3D モデル内の歯をダブルクリックするか、エンゲージャー、カットアウト、バイトランプをダブルクリックします。
- IPR 調整: 衝突/間隔フラグの上にマウスを移動し、使用可能なオプションをクリックして、接触オプションを減らす、増やす、または設定します。
- ツールバーアイコン: 咬合挙上、ティルト/カント、および歯列弓編集に対応するアイコンを使用します。
- メニューの場所を編集
-
- 位置の変更: 移動アイコン (左上隅) をクリックして、ツールバーを希望の場所にドラッグします。
- 方向: 方向アイコン (左下隅) をクリックすると、垂直レイアウトと水平レイアウトが切り替わります。
個々または複数の歯の移動
個々または複数の歯の移動は、クリアパイロットのツールであり、個別の歯または複数の歯を目的の位置に移動できます。
歯の移動のための3Dコントロールにより、次の歯の移動が可能になります。
- 圧下挺出
- このボタンは、選択した歯に圧下または挺出の動きを加えます。
- 平行移動L/B
- このボタンは、選択した歯を舌側 (L) または頬側 (B) の移動動作で移動します。
- 移動動作M/D
- このボタンは、選択した歯を近心(M)または遠心(D)の移動動作で移動させます。
- Tip M/D(傾斜M/D)
- このボタンは、選択した歯に近心(M)または遠心(D)の傾斜の動きを加えます。
- トルクの動きL/B
- このボタンは、選択した歯に舌側(L)または頬側(B)へのトルクの動きを加えます。
- 回転M/D
- このボタンは、選択した歯に近心(M)または遠心(D)の回転の動きを加えます。
- ロック/ロック解除
- このボタンは歯を所定の位置に固定し、動きを制限します。
必要な編集を行い、変更に関連する指示を入力したら、それをクリアパイロットで送信します。技術者がセットアップを調整して、要求された編集を反映します。
3Dコンパスツールの使用
3Dコンパスツールを使用すると治療セットアップで歯を正確に操作できます。
垂直、水平、奥行きの移動を示す方向矢印と回転コントロールを備え、視覚化と精度を高めています。
3D編集中にデフォルトの回転を調整して、歯冠と歯根の調整やヒンジの回転をより適切に制御できます。
歯を選択すると、両側に黒い点が表示され、回転の中心を歯の中心から歯冠の先端または近心側/遠心側に変更して、より的を絞った動きを行うことができます。
歯の移動に移動チャートを使用
個別歯移動ツールを使用する場合、技術者が提案した移動が治療セットアップ内の移動チャートに灰色で表示されます。
臨床医によって現在実施されている変更は青緑色で表示されます。
移動チャートのセルを選択して、移動の数値を入力することもできます。
ドクターエディット:エンゲージャー
クリアパイロットのドクターエディット:エンゲージャーツールを使用すると、治療セットアップ内でエンゲージャーをカスタマイズできます。
次のオプションを使用し、エンゲージャーを選択して変更することができます。
- 歯
- エンゲージャーを装着する歯を選択します。
- 方向
- 垂直または水平
- タイプ
- スタンダードまたはエクステンド・ベベルド
- 位置
- 頬側または舌側
- サイズ
- 2mm、3mm(デフォルト)、4mm
- 深さ
- 方向に基づきます:
垂直: 1.00mm(デフォルト)または1.25mm
水平: 0.75mm(デフォルト)または1.00mm - エンゲージャーポジション
- エンゲージャーを回転または移動させて調整します
希望するエンゲージャー編集を行い、変更に関連する指示を入力したら、それをクリアパイロットで送信します。技術者がセットアップを調整して、要求された編集を反映します。
ドクターエディット:カットアウト
クリアパイロットのドクターエディット:カットアウトツールを使用すると、治療セットアップ内のカットアウトの配置とタイプをカスタマイズできます。
次のオプションを選択して調整できます。
- 歯
- カットアウトを配置する歯を選択します
- 形
- カットアウトの形状を選択します:
ボタン(デフォルト)
スリット - 位置
- カットアウトの面の位置を選択します:
頬側(デフォルト)
舌側
カスタムのカットアウト配置を行い、変更に関する指示を入力したら、それをクリアパイロットで送信します。技術者がセットアップを調整して、要求された編集を反映します。
ドクターエディット:バイトランプ
クリアパイロットのドクターエディット:バイトランプツールを使用すると治療セットアップ内のバイトランプの配置とタイプをカスタマイズできます。
次のグループを選択して調整できます。
- 前歯部
- 上顎切歯
上顎切歯と犬歯
上顎犬歯のみ - 臼歯部
- 下顎大臼歯または小臼歯のみ
IPR編集:コリジョンやスペースの直接編集
クリアパイロットのドクターエディット:IPR – 直接衝突/間隔編集ツールを使用すると、治療セットアップ内でIPRをカスタマイズできます。
- 個別編集
- 個別のIPR編集を行うには、フラグをクリックして歯間の間隔をミリメートル単位で調整します。
青緑色 = スペース、赤色 = 衝突、
白色 = 接触なし/ゼロ - 複数の編集
- 複数のIPR編集の場合は、歯を選択し、次の2つの方法のいずれかを選択します:
均一間隔:選択したすべての歯に同じ間隔を適用します。
均等配分:選択した歯に、指定した間隔を均等配分します。
ドクターエディット:ティルト/カント
クリアパイロットのドクターエディット:ティルト/カントツールを使用すると、3Dモデルの位置をすべての軸で編集できるため、顎の位置を正確に反映して、患者の顔のラインとプロファイルに合わせて特殊な調整を行うことができます。
このツールでは次の動きが可能です。
- ティルト
- 3Dモデルの角度を調整して患者の顔貌に正確に合わせます。
- カント
- 特定の解剖学的特徴に合わせてモデルの角度を横方向に調整し、カスタマイズされたリアルなビューが得られます。
- 回転
-
3Dモデルを回転させて向きを調整し、正中線の向きを実現します。
ドクターエディット:咬合挙上編集
クリアパイロットのドクターエディット:咬合挙上ツールは、調整可能な咬合挙上シミュレーションを通じて顎の位置を正確に制御します。
この機能により、特に手術やエラスティックなどの高度な技術を組み込む場合に、潜在的な治療結果をより正確に視覚化できます。すべての動きはミリメートル単位で測定され、下顎にのみ適用されます。
このツールでは次の動きが可能です。
- 後退/突出
- 後退/突出の動きをミリメートル単位で調整します。
- 上/下
- 上/下の動きをミリメートル単位で調整します。
- ティルト
- 下顎を前方/後方に傾ける動きを適用します。
- カント
- 左右の傾斜を制御して、咬合面の傾斜または非対称性を表します。
- 左回転/右回転
- 正中線矯正または非対称の症例で、垂直軸の周りの下顎の回転を可能にします。
- 左/右
- 下顎の側方移動をシミュレートします。
ドクターエディット:歯列弓の編集
クリアパイロットのドクターエディット:歯列弓編集ツールを使用すると、歯列弓の位置をセグメントごとに正確に調整できるため、歯列弓の形状を損なうことなく、制御された動きを実現できます。また、上部と下部の対象の歯列弓を拡大して視覚化することもできます。
クリアパイロット3Dコントロールを使用して行った編集に変更を加える
3Dコントロールツールを使用して、治療セットアップに対して行った編集を調整、元に戻す、または取り消す方法を見てみましょう。
方法 | 詳細 |
---|---|
個々の歯の移動 のツールバー |
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機能ツールバー |
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矢印アイコンの使用 |
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結論
クリアパイロットの3Dコントロールを使用すると、カスタマイズされた治療計画を作成するための強力なツールにアクセスできます。これらのコントロールにより、臨床医は、患者ひとりひとりの異なる目標に合わせて治療セットアップの精密な調整を実現できます。
クリアコレクトでは、お客様の体験を向上させ、診療を前進させるために必要なリソースを提供することに全力を尽くしています。
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クリアパイロットと3Dコントロールツールの使用方法に関する詳細なトレーニングについては、 Ortho Campus をご覧ください。
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