免責事項:地域によってはこちらの機能が一部使用できない場合があります。各地域で使用可能な機能については、お近くのストローマンまたはクリアコレクト担当者にお問い合わせください。
クリアパイロットバージョン9.0
ドクターエディット3Dコントロールの説明と機能
ドクターエディット3Dコントロールツールは、クリアコレクト治療構成の正確なカスタマイズと評価のために設計された、さまざまなインタラクティブ ツールと機能です。これにより、歯の動きを視覚的に管理し、治療機能を追加し、患者の治療目標に合わせて治療構成を調整することができます。
この記事では、利用可能な3Dコントロールに関する情報を提供します。これには次のものが含まれます。
目的 | 道具 |
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歯を移動させる3Dコントロール |
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臨床機能を編集するための3Dコントロール |
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ドクターエディット3Dコントロールツールバーへのアクセスと方向
- ドクターエディットを開く
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- クリアパイロットプラットフォーム内で、左側のメニューの鉛筆アイコンをクリックして、ドクターエディットモードに入ります。鉛筆アイコンの右側に機能ツールバーが表示されます。
- 3Dコントロールへのアクセス
-
- 歯の移動と臨床機能編集ツール:個々/複数の歯の移動、エンゲージャー、カットアウト、バイトランプの編集を行うには、3Dモデル内の歯をクリックします。
- IPR編集:左側のメニューでIPRフラグを有効にし、 + または - 矢印を使用して選択した歯間の接触を調整します。
- その他のツール:咬合挙上、ティルト/カント、歯列弓の編集には対応するアイコンを使用します。
- メニューの場所を編集
-
- 位置の変更:移動アイコン(左上)をクリックして、ツールバーを新しい場所にドラッグします。
- 方向:方向アイコン(左下)をクリックすると、垂直レイアウトと水平レイアウトが切り替わります。
個々または複数の歯の移動
個々および複数の歯の移動はクリアパイロットのツールであり、個々の歯または複数の歯を目的の位置に移動できます。
歯の移動のための3Dコントロールにより、次の歯の移動が可能になります。
- 圧下挺出
- このボタンは、選択した歯に圧下または挺出の動きを加えます。
- 平行移動L/B
- このボタンは、選択した歯を舌側(L)または頬側(B)に平行移動させます。
- 平行移動M/D
- このボタンは、選択した歯を近心(M)または遠心(D)に平行移動させます。
- Tip M/D(傾斜M/D)
- このボタンは、選択した歯に近心(M)または遠心(D)の傾斜の動きを加えます。
- トルクの動きL/B
- このボタンは、選択した歯に舌側(L)または頬側(B)へのトルクの動きを加えます。
- 回転M/D
- このボタンは、選択した歯に近心(M)または遠心(D)の回転の動きを加えます。
- ロック/ロック解除
- このボタンは歯を所定の位置に固定し、動きを制限します。
必要な編集を行い、変更に関連する指示を入力したら、それをクリアパイロットで送信します。技術者が、要求された編集を反映するように設定を調整します。
3Dコンパスツールの使用
3Dコンパスツールを使用すると治療セットアップで歯を正確に操作できます。
垂直、水平、奥行きの移動を示す方向矢印と回転コントロールを備え、視覚化と精度を高めています。
3D編集中にデフォルトの回転を調整して、クラウンとルートの調整やヒンジの回転をより適切に制御できます。
歯を選択すると、両側に黒い点が表示され、歯の中心から歯冠の先端、または近心側/遠心側への回転を変更して、より的を絞った動きを行うことができます。
歯の移動のMovチャートの使用
個々の歯の移動ツールを使用する場合、技術者が提案した移動がMovチャートに灰色で表示されます。
行われた最新の変更は青緑色で表示されます。
Movチャートのセルを選択して、移動の数値を入力することもできます。
ドクターエディット:エンゲージャー
クリアパイロットのドクターエディット:エンゲージャーツールを使用すると、治療セットアップ内でエンゲージャーをカスタマイズできます。
次のオプションを使用し、エンゲージャーを選択して変更することができます。
- 歯
- エンゲージャーを装着する歯を選択します。
- 方向
- 垂直または水平
- タイプ
- スタンダードまたはエクステンド・ベベルド
- 位置
- 頬側または舌側
- サイズ
- 2mm、3mm(デフォルト)、4mm
- 深さ
- 方向に基づきます:
垂直: 1.00mm(デフォルト)または1.25mm
水平: 0.75mm(デフォルト)または1.00mm - エンゲージャーの位置
- エンゲージャーを回転または平行移動させて調整します
希望するエンゲージャーの編集を行い、変更に関連する指示を提供したら、それをクリアパイロットで送信します。技術者が、要求された編集を反映するようにセットアップを調整します。
ドクターエディット:カットアウト
クリアパイロットのドクターエディット:カットアウトツールを使用すると、治療セットアップ内のカットアウトの配置とタイプをカスタマイズできます。
次のオプションを選択して調整できます。
- 歯
- カットアウトを配置する歯を選択します
- 形
- カットアウトの形状を選択します:
ボタン(デフォルト)
スリット - 位置
- カットアウトの面の位置を選択します:
頬側(デフォルト)
舌側
カスタムのカットアウト配置を行い、変更に関連する指示を提供したら、それをクリアパイロットで送信します。技術者が、要求された編集を反映するように設定を調整します。
ドクターエディット:バイトランプ
クリアパイロットのドクターエディット:バイトランプツールを使用すると治療セットアップ内のバイトランプの配置とタイプをカスタマイズできます。
次のグループを選択して調整できます。
- 前歯部
- 上顎切歯
上顎切歯と犬歯
上顎犬歯のみ - 臼歯部
- 下顎大臼歯のみ
下顎大臼歯と上顎大臼歯
小臼歯はコメントパネルでリクエストする必要があります
IPR編集:コリジョンやスペースの直接編集
クリアパイロットのドクターエディット:IPR - コリジョンやスペースの直接編集ツールを使用すると、治療セットアップ内でIPRをカスタマイズできます。
- 個々の編集
- 個々のIPR編集を行うには、フラグをクリックして歯の間隔をミリメートル単位で調整します。
緑 =スペース、
赤 =コリジョン
白 =接触なし/空値 - 複数の編集
- 複数のIPR編集の場合は、歯を選択し、次の2つの方法のいずれかを選択します:
均一スペース:選択したすべての歯に同じスペースを適用します。
均等配分:選択した歯に、指定したスペースを均等配分します。
ドクターエディット:ティルト/カント
クリアパイロットのドクターエディット:ティルト/カントツールを使用すると、3Dモデルの位置をすべての軸でカスタマイズまたは編集できるため、顎の位置を正確に反映して、患者のフェイスラインや横顔に合わせた特殊な調整を行うことができます。
このツールでは次の動きが可能です。
- ティルト
- 3Dモデルの角度を調整して患者の顔貌に正確に合わせます。
- カント
- 特定の解剖学的特徴に合わせてモデルの角度を横方向に調整し、カスタマイズされたリアルなビューが得られます。
- 回転
-
3Dモデルを回転させて向きを調整し、正中線を補正します。
ドクターエディット:咬合挙上の編集
クリアパイロットのドクターエディット:咬合挙上ツールは、調整可能な咬合挙上シミュレーションにより顎の位置を正確に制御します。
この機能により、特に手術やエラスティックなどの高度な技術を組み込む場合に、潜在的な治療結果をより正確に視覚化できます。
このツールでは次の動きが可能です。
- 後退/突出
- 後退/突出の動きをミリメートル単位で調整します。
- 上/下
- 上下の動きをミリメートル単位で調整します。
ドクターエディット:歯列弓の編集
クリアパイロットのドクターエディット:歯列弓編集ツールを使用すると、歯列弓の位置をセグメントごとに正確に調整できるため、歯列弓の形状を損なうことなく、制御された動きを実現できます。また、上部と下部の対象の歯列弓を拡大して視覚化することもできます。
3Dコントロールツールで行った編集の調整、復元、取り消し
3Dコントロールツールを使用して、治療セットアップに対して行った編集を調整、元に戻す、または取り消す方法を見てみましょう。
方法 | 詳細 |
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個々の歯の移動 のツールバーから |
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臨床機能ツールバー内で |
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矢印アイコンの使用 |
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まとめ
クリアパイロット治療のプランニングツールは、患者に必要な治療設定の作成を支援するために設計されています。
クリアコレクトでは、お客様の体験を向上させ、診療の進歩に必要なリソースを提供することに全力を尽くしています。
クリアパイロットの3Dコントロールをご使用になると、強力な個人化治療計画策定ツールをご利用になれます。これらのコントロールにより、歯科医は、患者ひとりひとり異なる目標に合わせて治療セットアップの精密な調整を実現できます。
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クリアパイロットと3Dコントロールツールの使用方法に関する詳細なトレーニングについては、 Ortho Campus をご覧ください。
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