欠損歯に関する情報は、以下を参照してください。

• 定義
• 原因
• 解決方法

定義

欠損歯とは、患者の現在の歯列に存在しなくなった歯のことです。

原因

欠損歯の一般的な原因は以下の通りです。

• 歯の衛生状態が悪い
• けがや衝撃

解決方法

ClearCorrectでは、依頼があれば欠損歯の症例でも治療しますが、潜在的な問題点を認識しておく必要があります。

欠損歯の患者の場合、アライナーの装着が困難になり、取り外しはさらに困難になります。これは、臨床歯冠長が短い場合とは逆に、アライナーが保持する対象がないのではなく、対象部分が大きすぎるという問題を引き起こします。アライナーはぴったりとはまり、そのままの状態が続きます。これは、患者にとって不快であり、ストレスに感じる場合があります。 

一般的には、片側のアーチで1本の歯が欠けていても問題はありません。たとえば、第二大臼歯が欠損している場合、技工士は第一大臼歯と第三大臼歯の間に「ブリッジ」を作ることができます。治療中に歯の過剰萌出を防ぐために、
すべての歯の咬合面がアライナーで覆われるようにします。

ブリッジを追加した後でも、アライナーの取り外しが困難な場合があります。 

単一のアーチに複数の欠損歯がある患者については、クリアアライナーでの治療が困難か、不可能な場合があります。

前歯が欠損している症例を提出した場合、模型上でシミュレーションした歯でその隙間を埋めることになります。

これにより、アライナー内にポンティック空洞部ができ、コンポジット材で埋めるオプションによって歯の外観を向上させるすることができます。（ポンティックは当社では製作していません）

臼歯が欠損している症例を提出した場合、当社の模型は、隙間の端から端に小さなバーがある状態で製作されます。このブリッジはアライナーを補強し、治療終了まで隙間が開いた状態を保ちます。通常は治療終了時に歯科用ブリッジを用いて隙間を埋めます。