クリアコレクト®アライナー: パフォーマンストリムライン

クリアコレクトのパフォーマンストリムラインは、科学的に証明されたClearControl臨床機能、カスタム製造技術とプロセスにより、複雑な動きをより予測しやすくするために、より優れたコントロールと一貫した力のかけ方を実現したアライナーです。

クリアコレクトのトリムラインは、歯肉縁から1.5mm±0.5mm上に伸びる、滑らかで波形ではない、高さのあるフラットなトリムラインです。クリアコレクトアライナーは、高さのあるフラットなトリムラインにより、力伝達を最適化し、より正確な歯の移動と歯根コントロールの強化を実現することが科学的に実証されています。*

歯科矯正用アライナーのトリムラインのデザインが力伝達に与える影響については、2022年に発表された研究で評価されています。研究では、高さのあるフラットなトリムラインでは、歯の中間部や頸部に伝わる力が大幅に増え、抵抗の中心に近いため、歯体移動のコントロールを向上させることができると結論付けられています。

スキャロップタイプのトリムラインの設計はより柔軟であることが示されており、コントロールされた歯肉エリアの近くで歯に適用される力の量を減らしています。

高さがありフラット 高い
スキャロップタイプ スキャロップタイプ

                  個別のトリムラインデザインを用いた場合の右上中切歯にかかる応力分布領域を示すスーパーインポーズ。出典: Elshazly, T. et al. 歯列矯正用アライナーのトリミングラインのデザインとエッジエクステンションが力の伝達に及ぼす影響: 体外での研究。Journal of Dentistry (2022).doi: https://doi.org/10.1016/j.jdent.2022.104276

 

さらに、歯肉縁より上まで伸びるトリムラインデザインのアライナーは、スカロップタイプのアライナーよりも最大 2.5 倍の保持力が証明されており、保持用エンゲージャーの必要性を減らすことができます。**2012年の研究で、ネバダ大学の博士らが以下の3つのトリミング方法について保持力の強さを比較しました。

A) 波形の辺縁

B) 歯肉の頂点でまっすぐ切断(ロートリムライン)

C) 歯肉の頂点から2mm上でまっすぐ切断(高さがありフラットなトリムライン)

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トリムライン間の違いは顕著でした。エンゲージャーなしのクリアアライナーでは、高さがありフラットなトリムラインは波形に切断した場合の約2倍の保持力が示されました。エンゲージャーありのクリアアライナーでは、高さがありフラットなトリムラインは波形に切断した場合の4倍以上の保持力が示されました。

要約すると、エンゲイジャーが少ないほど審美性が向上し、目立ちにくくなり、患者の満足度が高まります。

最後に、クリアコレクトのカスタム製造プロセスにより、歯の表面接触が改善され、最適化された力配分と正確な歯の移動が可能になります。***

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*Elshazly, T. 他「歯列矯正用アライナーのトリミングラインのデザインとエッジエクステンションが力の伝達に及ぼす影響: 体外での研究。」Journal of Dentistry (2022).doi: https://doi.org/10.1016/j.jdent.2022.104276
 **「熱成形アライナーの保持力に与える歯肉縁デザインの影響」、Daniel P. Cowley、James Mah、Brendan O'Toole著
、Journal of Clinical Orthodontics: JCO 11/2012; 46(11):697-702。

***社内データ。100ミクロン以内で90%の正確さ。150ミクロンで98%の精度。

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