口腔内スキャン

口腔内スキャナーにはさまざまな種類がありますが、その中からご自分にとって最も良いものを選ぶには自分の好みが重要となります。スキャナーを選ぶ際に検討しておくべき内容をいくつかご紹介します。

• スキャナーは持ち運びできるか
• スキャナーは軽くて使いやすいか
• スキャニングの体験が患者にとって快適なものか
• 画像のエクスポートや保存にコストがかかるか
• スキャナーのソフトウェアが自分が使っている診療管理ソフトウェアに対応しているか

スキャナーの説明

ファイルがSTLフォーマットであれば、どの口腔内スキャナーからでもスキャンファイルをDoctor Portalにアップロードすることができます。（STLは最も一般的なスキャナーがエクスポートできる、業界標準のオープンファイル形式です。）お使いのスキャナーからコンピューターへSTLファイルをエクスポートし、オンラインでケースを提出する際にそのファイルをアップロードします。 

一般的なスキャナーでの操作説明をここにご紹介します。

• 3Shape TRIOSスキャナーを使用したケースの提出方法
• UNITEプラットフォームでClearCorrectアプリを使用し3Shape TRIOSスキャナーでケースを提出する方法
• Virtuo Vivoスキャナーを使用したケースの提出方法
• MeditとClearCorrect統合を使用してケースを提出する方法
• CERECスキャナーを使用したケースの提出方法
• CEREC Orthoを使用したケースの提出方法
• iTeroスキャナーを試用したケースの提出方法
• Carestreamスキャナーを使用したケースの提出方法
• Planmeca EmeraldおよびEmerald Sスキャナーを使用したケースの提出方法
• 3M True Definitionスキャナーを使用したケースの提出方法
• Motion View Ortho Insight 3Dスキャナーを使用したケースの提出方法
• Ormco Lythosスキャナーを試用したケースの提出方法

スキャニングのヒント

スキャナー使用時のヒントをいくつかご紹介します。

• 提出前に、STLファイルを実際に見て確認することを強くお勧めします。当社が推奨するSTL表示アプリケーションはnetfabb Studio Basicです。こちらは、Windows、Mac、Linuxで無料でご利用いただけます。その他のオプションとしては、MiniMagicsおよびFreeCADが挙げられます。
• 複数のファイルが出力されるスキャナーもありますが、当社が必要とするものは、上顎および下顎のみです。それぞれのアーチが咬合面に向いた状態のものを別々のファイルに保存してください。
• 治療または修正が片方のアーチのみの場合も、両方のアーチをスキャンしてください。片方のアーチだけに基づいて咬合を再構成すると、正確性に欠ける場合が多くなります。（このアドバイスはPVS印象にも当てはまります。）
• 「クローズドシェル」モデルが望ましいですが、「オープンシェル」モデルにも対応いたします。
• アライナーの端部分が広がらないよう、スキャンでは常に最低3～5 mmの歯肉を採得するようにします。
• お使いのスキャナーで実行可能であれば、可能な限り咬合を含めることで、より正確な咬合のスキャンを採得できます。
• お使いのスキャナーソフトウェアに関するサポートを当社が提供することはできませんが、それ以外のご質問に関しては、担当者が承ります。

商標に関する記述：

• 3M True Definition Scannerのロゴは、3M（ミネソタ州セントポール）の商標です
• 3Shapeのロゴは、3Shape A/S（デンマーク、コペンハーゲン）の商標です
• Dentsply Sironaのロゴは、Dentsply Sirona（ノースカロライナ州シャーロット）の商標です
• Planmeca Emeraldのロゴは、Planmeca OY（フィンランド、ヘルシンキ）の商標です
• Carestream Dentalのロゴは、Carestream Dental, LLC（ジョージア州アトランタ）の商標です
• Virtuo Vivo logoは、Dental Wings（カナダ、モントリオール）商標です
• iTeroのロゴは、Aｌign Technology（カリフォルニア州サンタクララ）の登録商標です

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