クリアコレクトのケースギャラリー:症例の作成と提出の手順

概要

クリアコレクトのケースギャラリーに掲載する症例を提出するのは簡単です。この記事では、ケースギャラリーのアカウント登録、提出物の作成、必要な情報や記録などの基本的な手順について説明します。

提出は承認を保証するものではありません

症例を提出しても、承認や掲載が保証されるわけではないことにご注意ください。提出された症例と記録は臨床医によって審査され、掲載されるには特定の基準を満たしている必要があります。詳細については、ケースギャラリーの症例提出ガイドラインの記事をご参照ください。

ケースギャラリーに症例を作成して提出する方法をご確認ください。


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ケースギャラリーのアカウント登録

ケースギャラリーのアカウントをまだお持ちでない場合は、症例を提出する前にアカウントを作成していただく必要があります。以下の手順に従って、ケースギャラリーのアカウントをご登録ください。

  1. https://results.clearcorrect.com/ にアクセスします。
  2. 「登録」をクリックします。
  3. 登録フォームの質問に回答します。
  4. ケースギャラリーの利用規約を読み、同意したことを確認します。
  5. ケースギャラリーの医師同意書を読み、同意したことを確認します。
  6. ケースギャラリーのアカウントの設定を完了するためのリンクが記載されたメールが届きます。

Register GIF.gif


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症例提出フォームの作成

症例提出フォームの作成は、ヘッダーの「症例の提出」またはダッシュボードの「提出の作成」の2つの場所から開始することができます。

Case Gallery Submit a Case.png


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症例提出フォームの必須情報と項目

症例提出フォームは、他のオンラインフォームと同様に、特定の情報を要求する欄があり、記入の上、審査のためにご提出いただく必要があります。以下の項目では、ケースギャラリーへの提出に必要な情報を確認し、症例を掲載するために役立つアドバイスをご紹介します。

Case Submission Form.png

患者様の情報

この項目では、患者様の状態と治療計画を理解するために、患者様に関する基本的な情報が必要となります。

注:

ケースギャラリーには、患者様を特定する情報は表示されてはならないことにご注意いただく必要があります。

以下の情報をご提供いただく必要があります。

患者様の症例番号
症例を検証するには、症例ID番号が必要です。これは、ドクターポータルの症例詳細ページに記載されています。
分類
患者様の咬合がクラスI、クラスII ディビジョン1、クラスII ディビジョン2、クラス3のいずれに該当するかを特定します。
患者様の性別
患者様が男性か、女性か、その他かを特定します。
難易度
この症例の治療パターンが予測可能か、中程度か、または困難なものかどうかを特定します。必要であれば、難易度の判定に役立つパラメータガイドを利用することができます。
患者様の生年月日
この情報により、患者様が成人か、混合歯列状態の年齢層かがわかります。
治療オプション
この症例の治療にどのクリアコレクト治療オプションを使用したかを特定します。
アライナーのセット数
症例の治療に使用したアライナーの合計セット数を入力します。
装着スケジュール
患者様の装着スケジュール(1週間、10日間、2週間、または3週間間隔)を特定します。これにより治療期間が特定されます。
主訴
患者様の主訴に関する詳細を記入します。歯や笑顔について何を気にされていましたか?来院されたとき、どのような点を矯正または治療したいと希望されましたか?

アドバイス:

患者様の主訴に関する詳細な情報を必ずご記入ください。具体的な内容が欠けている、または回答が一言しかない記入内容は、掲載に必要な詳細が不十分なため却下される場合があります。


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治療概要

治療概要の項目で求められる情報は、患者様の臨床状態、使用された治療技術、および得られた結果の詳細に関するインサイトを提供します。

提出資料
症例提出のためにどの種類の口腔内スキャナーを使用したか、またはPVS印象材を使用したかどうかをご記入ください。
保定装置の種類
治療終了時に使用したリテーナーの種類を特定します。
アライナーマテリアル
2020年8月にクリアクォーツ™マテリアルが販売される前に治療された症例の場合は、こちらにその旨を記入してください。
使用されたその他の製品
(オプション)治療中にホワイトニング、スマイルデザイン、リモートモニタリングなど他の製品を使用した場合は、こちらにその旨を記入してください。
修正回数
(オプション)治療中に修正が行われた場合には、こちらにその回数を記入してください。
総治療時間
修正を含めた治療の合計期間を記入してください。
修正の理由
(オプション)症例に使用された各修正に関する詳細情報を記入してください。なぜ修正が必要だったのでしょうか?臨床指標はどうでしたか?修正の目的は何でしたか?
臨床状態
患者様の臨床状態に該当するものを提供されたリストから選択します。
治療技術
患者様の治療に使用された治療技術を提供されたリストから選択します。
得られた結果
この項目は、治療の成果を強調するためのものです。どの臨床状態が矯正または改善されましたか?修正によって目標は達成されましたか?全体的な治療目標は達成されましたか?患者様の主訴は解決されましたか?患者様は治療についてどう感じましたか?できるだけ詳しく記入してください。
追加コメント
ここでは、症例や治療に関する詳細や情報を追加することができます。例えば、具体的な治療方法について説明したり、補助器具の使用について言及したり(使用方法と使用時期など)、その他の関連する詳細を提供することができます。

アドバイス:

「得られた結果」、「追加コメント」、「修正の理由」の項目には、より多くの情報を記入されることが望ましいです。最小限の詳細、または一言だけの回答で提出された症例は承認される可能性が低くなります。症例をどのように治療し、治療目標と結果を達成したのか、すべての詳細を含めて、症例の成功を強調してください。


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写真

提出には、5つの異なる角度からのビフォー アフター写真が必要です。さらに、オプションで経過写真(修正の開始時や終了時など)を提供することもできます。写真は、ケースギャラリーに提出される症例にとって、メインの視覚要素となるため、非常に重要です。

これらの写真の詳細と要件を確認してください。

アングル1 アングル2 アングル3 アングル4 アングル5
咬合前歯部頬側面観

 

ClearCorrect_Studio2269 v2.jpg

症例がケースギャラリーに掲載されるためには、特定の写真品質基準を満たす必要があります。症例が却下されるリスクを避けるために、提出する前にビフォー・アフター写真がこれらの基準を満たしていることを確認してください。

  • 写真には、鼻、目、頬、その他の顔の特徴など、患者様を特定できる要素が含まれてはなりません。
  • 写真には指や手袋が写っていないこと。
  • 写真に写り込む邪魔なもの(リトラクターや見える唇など)が、最小限であることを確認してください。
  • 写真には食べ物や過剰な唾液が写っていないこと。
  • 写真がぼやけていたり、露出が高すぎたり、白飛びしていたり、暗すぎたりしないこと。
  • ビフォー・アフターともに同じカメラを使用し、同じ向きで撮影するようにしてください。これを正しく行うことにより、ケースギャラリーにアップロードする際に写真が正しく配置されることが保証されます。
  • アップロード時に写真が正しく配置されるようにするには、最小幅は1000pxが望ましいです。

ケースギャラリーへの提出に必要な5つの各アングルから、高品質の臨床写真を撮影するための推奨される位置とテクニックに関する詳しいガイダンスについては、このトピックに関する記事をご覧ください

提出を避けるべき写真の例

提出してはいけない写真を理解するために、拒否される写真の例をいくつか確認してみてください。

Photos Rejection.png


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治療セットアップと治療ビデオ

ケースギャラリーで治療セットアップを紹介するには、次の2つのオプションがあります。

  1. ドクターポータルアカウントまたはクリアパイロットから取得できる共有可能なリンクを提供します。パスワードが提供されている場合はそれも含めてください。
  2. 治療セットアップの画面録画を直接アップロードします。録画をコンピュータに保存し、提出フォームのファイルアップロードボックスを使用してアップロードします。

注:

治療セットアップのリンクまたは治療ビデオを含めても、ケースギャラリーへの掲載が保証されるわけではありません。各ビデオは、臨床医による審査を受け、ケースギャラリーの掲載ガイドラインに準拠している必要があります。


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レントゲン写真

治療のビフォー・アフターのレントゲン写真を含めることもできます。ビフォー・アフターの頭部X線写真および/またはビフォー・アフターのパノラマX線写真をアップロードすることができます。任意ではありますが、レントゲン写真は症例の詳細な情報を提供できるため、推奨されています。

注:

レントゲン写真には、患者様の名前、症例番号、または患者様の身元を明らかにするようなその他の詳細情報など、患者様を特定するいかなる情報も含まれないようにしてください。そのような情報を含むレントゲン写真は、掲載された症例には含まれません。


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STLファイル

必要であれば、症例のSTLファイルを含めるオプションがあります。提出フォームのファイルアップロードボックスを使用して、STLファイルをアップロードしてください。これらのファイルはケースギャラリーには表示されませんが、それらを含めることで、他のマーケティング資料や教育資料での使用をサポートすることができます。


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結論

ケースギャラリーへの症例の作成と提出は簡単なプロセスです。必要な記録と情報がすべて手元にあれば、迅速かつ効率的に完了できます。クリアコレクトのケースギャラリーを利用して、成功した治療結果を紹介し、矯正歯科の知識とベストプラクティスの発展に貢献してください。

今すぐ症例の共有を開始してください。

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